依存?

自分で選んできた今までの人生に後悔はありません。

あの頃の私には、そうすることしか出来なかったと知っているからです。 

 

私は【普通】と言われる生活はあまり出来ていません。

 

大きく人生が変わり始めたのは摂食障害を発症してからです。

姉が夏バテで食事を摂れなくなった時期がありまして、

両親はそんな姉をすごく心配していました。

 

『ごはんを食べなければ心配してもらえる』

 

この考えが摂食障害のきっかけでした。

心配して欲しいから、私を見て欲しくて

徐々にごはんを食べなくなっていきました。

食べてもすごく少量です。3~4口くらい。

案の定、両親は私を見てくれたので満足しました。

そしたら今度は食べることが怖くなっていきました。

 

『食べたら見てもらえなくなってしまうんじゃないか』

 

お腹が空いても食べなくなり、やがてお腹も空かなくなり

両親はずっと私を気に掛けてくれました。

 

3ヶ月くらいこんな生活を続けていたら

体力も落ち始め、学校を休む日も出てきました。

学校を休めば一日中気に掛けてもらえます。

 

気に掛けてもらえる時間が増えると

今度は

どこへ行くときも母に着いていこうとしました。

たまに学校へ行っても、あと何時間で母の元へ帰れるか。

そんなことばかり考えていました。

 

きっとこれは母に対して依存をしていたのでしょう。

見捨てられ不安のまとめ

病気だから見捨てられ不安になるのではないです。

見捨てられ不安を感じてしまうのは仕方がないと

その環境で育ってきたなら、自然なことです。

自分を責める必要もありません。

 

 あとはここからどうするか。選択するのは自分次第です。

 

もし、見捨てられ不安を感じてしまうのが辛いならば

まずは、見捨てられ不安を感じてしまう自分を受け入れることをオススメします。

今回は私の経緯について書きましたが

人それぞれ、環境は違います。

・何が辛かったのか。

・どうしてそう思ったのか

自分がスッキリするまで自問自答を繰り返してみてください。

 

スッキリしたあとは

自分がどうなりたいか。

そのためにどうするか。

それを選べるのは自分だけです。

選択した結果は自分に返ってきます。

ただ、その結果はきちんと受け止めてください。

 

幼い頃の環境は選べなくても

生き方を選べるのは自分だけです。

これはあなが選んだ生き方なのです。

 

私の場合

見捨てられ不安の原因はきっと人それぞれです。

私も何故見捨てられ不安を感じるのか。その理由はわかりません。

見捨てられ不安と関係ありそうな事案で記憶に残っているのは...

 

どれだけ謝っても許してもらえなかったので

私が許してもらうことを諦めるしか方法がなかったことですね。

 これは小学1年生くらいの頃の記憶だと思います。

 

幼稚園に通う前の友人関係も良好ではありませんでした。

おままごとを始めれば、私は『近所の人』という役回りでした。

他にも色々ありましたが、とりあえず。

幼くても自分が嫌われていることは気付いていました。

この友人ら以外の人間関係は知らなかったこともあり、

こんな環境でも耐えることしか方法は思い付かなかったです。

親たちも気付いていましたが

『子供同士のことだから』と、特に何もなかったです。

 

 

これらの記憶から考えられることは 

・許してもらえないことによる不安

→→今後どうすればいいのか、どうなるのかわからない

→→→未来への不安を抱え続ける

 

・助けて(守って)もらえなかった

→→常に自分でなんとかするしかない

→→→誰に対しても頼れない、相談出来ない

 

 

『頼る』『相談する』という経験を幼い頃に出来なかったので

そもそも、頼ったり相談したりという考えも知りません。

そこへ未来への不安も押し寄せてきて

孤独を感じやすくなっていったのかもしれません。

 

孤独を感じても、辛くても

頼ることも相談することも出来ませんでしたので

独り取り残されたような感覚に陥ってしまったのではないかと

 

今ならそう思います。

 

見捨てられ不安と限界

見捨てられ不安だから仕方ないね。

 

それでは本人も周りも困ります。

生きるためとはいえ、大きな不安を抱えたまま生きていくには

こころの限界があります。

 

こころの限界を迎えて

症状として色々出てくるのではないでしょうか。

また、限界を迎えた心を落ち着かせるため

色々な考えを巡らせます。

その結果、BPD特有?の思考回路が出来上がって行くのだと

自身を振り返りながら感じました。

見捨てられ不安 続き

見捨てられ不安が発動すると

誰かを信じることも怖くなります。

 

信じて、またいなくなってしまったら孤独しかありません。

生きるために、相手にしがみつきます。依存もします。

もう、二度とあの不安の闇を味わいたくないから。

また孤独になったら、そのときは...耐えきれる自信もありません。

依存も顔色を伺うのも、生きるために必要なのです。

 

見捨てられ不安

BPDの特徴の一つに『見捨てられ不安』があります。

この見捨てられ不安。とても厄介です。

 

 

心休まる場所なんて無いんです。

家でも外でも常に気を張っています。

ここにいていいのか。常に不安が付きまとっています。

家族の前でさえも。

24時間、365日ずっとです。

ずっと、孤独に怯えているんです。

 

 

 

孤独になるくらいで大袈裟な。

本当の孤独を知らない方はそう言います。

知らないことは想像するのも難しいと思います。

だから、理解もされにくい。

 

萌えないギャップ

仕事では

いつも誰かと楽しそうに話してて、皆からも頼られて

 

プライベートでは

結婚して、家も買って...

 

順風満帆、幸せいっぱい。恵まれた人生✨

上司から見た私はこんな感じだと思います。

おかげさまで、上司には好かれていません。

 

 

でも、私の実際は全然違います。

2~3ヶ月前から心身疲労でうつが悪化してます。

日々、旦那に殺してほしいと泣きついてます。

生きてる意味を感じません。

今死んでも、年を取ってから死んでも変わりません。

それなら、辛い思いをしたくないので

なるべく早く死にたいです。

でも、ペットが生きてくれている間は心残りになってしまうので

自殺しても失敗に終わるでしょう。

だから自殺はまだしない。

ざっとこんな状態です。

 

 

そんなうつ状態

何故、人と楽しそうに話せて、信頼されて

結婚したり、家を買ったりできるのか。 

 

自身で存在価値を見出だせないからです。

 

以前は

誰かに依存し、この人の前でだけは

存在してていいんだと思い込み、過ごしていました。

 

本格的に治療を始めてからは、依存を断ち切りました。

依存を断ち切っても、根本的な解決はしていません。

存在価値を見出だせないことに変わりないです。

自殺にも失敗していたので、生きるしかなく...

でも生きていることが、存在していることが申し訳なくて

だけど死ぬことが叶わないので

存在しているだけで迷惑なので、

少しでも迷惑を減らさなければと

良い子でいようと、誰にとっても完璧であろうと努めました。

完璧になれて、初めて息を吸うことが許される。

 

だから私は

仕事もプライベートも順風満帆に見えるよう

振る舞わなければならなかったんです

結婚だって、相手は誰でも良いんです。

存在が罪の私には選ぶ権利などありません。

私の気持ちは旦那も承知の上です。

それでもいいと言ってくれました。謎です。 いつでも捨ててくれて構わないと伝えています。

 

何か一つでも欠けたら、また孤独に戻ってしまいます。

 

 

この孤独の感覚が、人には伝わりにくくて

理解されない部分なんです。

 

 

 

なんか今日は熱く語ってしまいました。

リアルタイムな話だからでしょうか。