依存?
自分で選んできた今までの人生に後悔はありません。
あの頃の私には、そうすることしか出来なかったと知っているからです。
私は【普通】と言われる生活はあまり出来ていません。
大きく人生が変わり始めたのは摂食障害を発症してからです。
姉が夏バテで食事を摂れなくなった時期がありまして、
両親はそんな姉をすごく心配していました。
『ごはんを食べなければ心配してもらえる』
この考えが摂食障害のきっかけでした。
心配して欲しいから、私を見て欲しくて
徐々にごはんを食べなくなっていきました。
食べてもすごく少量です。3~4口くらい。
案の定、両親は私を見てくれたので満足しました。
そしたら今度は食べることが怖くなっていきました。
『食べたら見てもらえなくなってしまうんじゃないか』
お腹が空いても食べなくなり、やがてお腹も空かなくなり
両親はずっと私を気に掛けてくれました。
3ヶ月くらいこんな生活を続けていたら
体力も落ち始め、学校を休む日も出てきました。
学校を休めば一日中気に掛けてもらえます。
気に掛けてもらえる時間が増えると
今度は
どこへ行くときも母に着いていこうとしました。
たまに学校へ行っても、あと何時間で母の元へ帰れるか。
そんなことばかり考えていました。
きっとこれは母に対して依存をしていたのでしょう。